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雷鳴轟く季節のBGMは、イマジン・ドラゴンズの『サンダー』
ご無沙汰しております、うさ親父です。
9月中旬になっても、うだるような暑さが続いています。日中の気温は当たり前のように30℃をこえ、肌にまとわりつく湿気が不快な毎日です。空を見上げれば、あの雄大な雲がもくもくと育ち、時折、強烈な雨と雷鳴を伴う嵐をもたらします。わたくしが暮らす地方でも、落雷の被害で一度にたくさんの家電が故障したり、悪くすると火災にまで発展してしまうケースがあると耳にし、改めてその恐ろしさを実感しています。
「かみなりサージ」や「らいサージ」といった言葉、皆さんはご存知でしたか? 恥ずかしながら、わたくしはこれまでほとんど意識したことがありませんでした。しかし、これが結構おそろしい。
雷サージとは、落雷によって発生する一過性の大きな電圧や電流のこと。まるで、雷神が放った巨大なエネルギーの塊が、電気の道を伝って私たちの家の中に忍び込んでくるようなものです。雷が直接建物に落ちなくても、近くで落雷が発生するだけで、この見えない魔物が襲いかかってくることがあります。
見えぬ敵、雷サージの正体
雷サージが家の中に侵入する経路は主にふたつあります。
一つは電線や電話線、通信ケーブルといったライフラインを伝って侵入してくる「誘導雷」です。近くで落雷が発生すると、その強力な電磁波がケーブルに瞬間的な高電圧を発生させます。
もう一つは、電柱などに落雷し、電線に直接流れ込む「直撃雷」です。その破壊力はすさまじく、家庭の電気回路に甚大なダメージを与えます。
このような雷サージから大切な家電を守るためには、適切な対策が不可欠です。有効な対策の一つが「避雷器(サージプロテクタ)」や「OAタップ型のサージガード」です。これらの機器は、異常な電圧を検知すると、電気を機器に到達する前に大地へと逃がしてくれます。
残念なことに、OAタップ型のサージガードが防げるのは主に誘導雷であり、直撃雷には無力であるということです。直撃雷の持つ巨大なエネルギーは、このような簡易的な機器では防ぎきれません。直撃雷から家全体を守るためには、家の分電盤に設置するタイプなど、より強力な避雷器が必要になります。
このように、雷サージは雷が直接当たらなくても発生し、私たちの生活に不可欠な電子機器に深刻なダメージを与える、現代の脅威のひとつと言えるでしょう。
イマジン・ドラゴンズの『サンダー』
長い前置きになりましたが、本日のメインディッシュは、わたくしうさ親父がこよなく愛するナンバー、**イマジン・ドラゴンズ(Imagine Dragons)の『Thunder(サンダー)』**です。
最初にこの曲を聴いたのは、いつものようにFMラジオから流れてきたときでした。初めて耳にした瞬間、正直に言うと「あれ? これ1960年代の曲かな?」と思うほど、どこか懐かしく、そしてシンプルなメロディーに驚きました。しかし、その耳に残りやすいイントロと、繰り返される「Thunder, lightning and the thunder」というフレーズが、とにかく力強く、胸にズンと響いてきました。
この曲は、まるで雷鳴が轟くかのように、シンプルながらも力強いリズムとメロディーでリスナーを圧倒します。派手な音の洪水ではなく、まるで雷が地を揺らすような、腹の底に響く低音が印象的です。それは、まるで雷サージのように、静かに、しかし確実に私たちの心にエネルギーを送り込んできます。
ところで、真偽のほどは定かではありませんが、一部のコアなロックファンからは、このイマジン・ドラゴンズに対して、批判的な声が上がることがあるようです。彼らの楽曲は「ポップすぎる」とか「ロックバンドとしての魂がない」といったものです。
確かに彼らの音楽は、ロックの枠を超えて、ポップやエレクトロニカの要素を大胆に取り入れています。しかし、わたくしはそれがこのバンドの魅力だと感じています。彼らの音楽は、ジャンルの壁を軽々と飛び越え、より多くの人々に届く普遍的な力を持っています。ロックファンが「これはロックではない」と評するとしても、わたくしのような詳しくない音楽リスナーには、その新鮮さがとても心地よいのです。
歌詞に目を向けてみます。
You’re feeling the thunder now…(今、お前は雷を感じているだろう)
このフレーズは、まさに雷サージの恐怖と、イマジン・ドラゴンズの音楽が持つ圧倒的なパワーを同時に表現しているように感じられます。歌詞全体をざっと和訳してみると、「じゃなくて雰囲気で聴く曲だな」と直感しました。ストーリーを追うのではなく、この曲が持つ純粋なエネルギーと力強さに身をまかせる。それがこの曲の正しい楽しみ方なのだとわたくしは思います。
彼らの音楽は、感情を揺さぶる力に満ちています。まるで、静けさの中に突然稲妻が走るように、彼らの曲は私たちの日常に刺激を与えてくれます。特に『Thunder』は、そのタイトルが示す通り、雷の持つ破壊力と同時に、新しい何かが始まる予感をも感じさせてくれるのです。
雷が轟く夜には、イマジン・ドラゴンズの『Thunder』を聴きながら、この見えない雷の脅威に思いを馳せるといたします。皆さんも、ぜひ一度この曲を聴いてみてください。そして、ご自宅の雷サージ対策も今一度見直してみてはいかがでしょうか。
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