
使わなくなったものをどうしよう。

メルカリってどうかなぁ。

どうやって出品するの?
個人情報は大丈夫?
不要になった参考書、捨てずにお金に変える方法
子どもたちが、使わなくなった大量の参考書や問題集をそのままにしていませんか?
実はそんな不用品、メルカリに出品することで“お金”に変えることができます。
参考書や問題集は、時期さえ合えばすぐに売れることも多く、意外と需要もあるようです。
部屋を片づけたい、節約のために何か始めたいと思っている方にとって、これはまさに一石二鳥の方法。
メルカリって安全なの?初心者が抱えた不安
まだまだ使える参考書や、書き込みもない問題集もあり、捨てるのはもったいない…。
ということで、メルカリに初めて出品してみることにしましたが、わからないことだらけ。

簡単にできる?
安全なの?
梱包は?
発送ってどうするの?
メルカリは匿名配送が使え、相手に本名や住所がバレることもないので安心でした。
梱包もコツさえつかめば簡単。
コンビニからの発送でらくらく!
メルカリ出品の流れをざっくり解説

簡単に出品から発送ができたので解説します!
アプリ登録
スマホにメルカリアプリをダウンロードして会員登録を行います。
登録時に使うのはニックネームで、本名は非公開なので安心です。
案内に従って登録していくのみ。
SMS認証やプロフィール設定も簡単。
出品する
出品の手順
- 商品の写真を登録
- 商品名を入力
- カテゴリーと商品の状態について設定
- 商品説明を記入
- 販売価格を設定
- 「出品する」をタップ
商品の写真は第一印象
商品ページに載せる写真は、明るい場所で撮影がおすすめ。
光の加減や背景、角度などを変えて何度か撮影し、その中から印象がいいものを選びます。
出品写真の1枚目は商品全体が移っている正面からの写真。
さらに正面だけでなく、背表紙や中身の状態、書き込みの有無なども撮影し、2枚目以降の写真として登録します。
1枚だけの写真でも出品できますが、何枚か写真があるほうが、購入されやすくなりますよ。
商品名にはキーワードも入れる
商品名には、問題集の題名だけでなく、キーワード(「大学受験」「共通テスト対策」「定期テスト対策」「数学」など)を入れておくといいです。
キーワード検索した時にも表示されるため、出品商品を多くの人に見てもらえる可能性が高くなります。
カテゴリーと商品状態を設定
カテゴリーは写真の情報をもとに、自動でカテゴリーが提案されることがありますが、提案されたカテゴリーが異なることもあります。
適切なカテゴリーを設定しましょう。
参考書の場合は、「本・雑誌・漫画」→「本」→「語学・辞書・学習参考書」というカテゴリーを選びます。
次に、出品する商品の使用状態を6つのレベルから設定します。
- 新品、未使用:購入してからあまり時間が経っておらず、一度も使用していない
- 未使用に近い:数回しか使用しておらず、傷や汚れがない
- 目立った傷や汚れなし:よく見ないとわからない程度の傷や汚れがある
- やや傷や汚れあり:中古品とわかる程度の傷や汚れがある
- 傷や汚れあり:誰がみてもわかるような大きな傷や汚れがある
- 全体的に状態が悪い:商品の全体に目立つ傷や汚れ、ダメージがある
商品説明を丁寧に書きます。
商品説明には
- 本の題名
- 出版年度
- 参考価格
- 書き込みの有無
- 使用回数
- どんな人向けか(例:大学受験対策、数学、英検、定期テスト)
などをできるだけ詳しく書きましょう。
販売価格を決める
出品前に、同じ商品がいくらで売れているか検索してみましょう。
売れ残っている価格より、少し安く設定することで、すぐに売れることもありました。
販売価格は300円から設定できます。
販売手数料は販売価格の10%がかかります。
送料を差し引いてもマイナスにならない販売価格にしましょう。
出品する時間帯も大事
あとは「出品する」のボタンをタップすれば出品完了です。
ただし、出品する時間帯も意識しましょう。
出品した商品は順番にタイムライン上に上がってきます。
多くの人が見ている時間帯に「出品する」のボタンを押せば、多くの人に見てもらいやすく、購入につながりやすいです。
商品が参考書の場合、学生ではなく、保護者が代わりに探していることも多いです。
ランチタイムや、通勤時間帯、夜10時以降など、検索している人が多そうな時間にあわせて出品してみるといいかもしれません。
事前に、写真の登録や商品の説明などの記入を済ませ、いったん「下書きに保存」ボタンを押して保存し、多くの人が見てくれそうな時間帯に「出品する」ボタンを押すというのもいいですよ。
こだわり条件
基本情報を入力したら、「基本」の横に「こだわり条件」というページがあります。
ここでは、配送料の負担や、配送方法、発送元の地域、発送までの日数などを入力できます。
送料は出品者が負担
配送料は着払いも選択できますが、送料は出品者が負担するのがいいです。
送料無料にしている商品がほとんどのため、着払い(購入者が送料を負担)と設定した場合、売れにくくなりますよ。
発送までの日数
発送までの日数を選びます。
「1~2日で発送」「2~3日で発送」「4~7日で発送」の中から選びます。
日数は早ければ早いほど売れやすくなるため、「1~2日」がおすすめです。
配送の方法は「メルカリ便」
配送方法は「らくらくメルカリ便」もしくは「ゆうゆうメルカリ便」を選択。
匿名配送・追跡あり・補償ありなので安心です。

ところで「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」って何が違うの?
・発送する場所で使い分ける。
セブンイレブン、ファミリーマート、ヤマト運輸を使う時は「らくらくメルカリ便」
ローソン、郵便局、郵便ポストを使う時は「ゆうゆうメルカリ便」
・送料によって使い分ける。
同じくらいのサイズでも、送料に違いがあります。少しでも送料を抑えたいなら、安い方を選びましょう。
・荷物の大きさによって使い分ける
「らくらくメルカリ便」の『ネコポス』と「ゆうゆうメルカリ便」の『ゆうパケット』は、どちらも重さ1㎏まで、厚みは3cmまでですが、縦横の長さに違いがあります。「ネコポス」は縦31.2cm×横22.8cm、「ゆうパケット」は3辺の合計が60cm以内、長辺が34cm以内となっています。
売れた後の流れ
はじめて売れた時は、梱包ってこれでいいの?発送ってこれで間違ってない?と不安だらけだったので、売れた後の流れについて説明します。
購入者へ連絡を
商品が売れたら、「取引メッセージ」で購入者にお礼と、いつ発送予定なのかを知らせておきましょう。
購入者への連絡は必須ではないですが、購入者もいつ頃届くのかわかると安心ですよね。
丁寧な梱包
参考書を送るのに一番よく使ったのが「ネコポス」でした。
ここでは、ネコポスでの梱包するまでを説明します。
できるだけ丁寧に梱包しましょう。
ネコポスのサイズ
- 縦:23cm~31.2cm
- 横:11.5cm~22.8cm
- 厚さ:3cm以内
- 重さ:1kg以内
「ネコポス」で本を送る場合のポイント
- 輸送中に本の角が傷まないように、段ボールなど厚紙を本のサイズに切って添える。
- 雨などで濡れてしまわないように、ビニール袋に入れて、封筒に入れる。
- (ネコポスはA4サイズですが、市販のA4サイズの封筒ではサイズオーバーなので注意)既定のサイズにおさまるように、透明ビニールなどで留めて、封をして、梱包は終了。
発送する前に
- メルカリアプリの取引画面で「商品サイズと発送場所を選択する」をタップ
- サイズを選択し、「選択して次へ」をタップ
- 発送場所を選択し、「選択して完了する」をタップ
- 「発送用QRコードを発行」をタップ
いよいよ発送
- 荷物とスマホをもって、発送場所へ行く
- 発送用QRコードを提示する
- QRコードを提示する
- スマホ画面から「商品を発送をしたので、発送通知をする」をタップ
近所のコンビニから発送できて、とても便利でした!
評価コメントを記入して取引終了
購入者が荷物を受け取ると、登録しているEメールとアプリに通知が届きます。
通知が届いたら、取引画面を開いて、取引相手について「良かった」「残念だった」のどちらかを選択し、コメントを記入して終了です。
コメントは任意となり、コメントを残さずに「良かった」評価を投稿することが可能です。
しかし、コメントが何もないより、「お取引ありがとうございました」「丁寧な対応ありがとうございました」「また機会がありましたら、よろしくお願いします」など、ちょっとした気遣いがあるだけでも、印象がよくなります。
メルカリTOPページ実際に売れて感じたこと
参考書は意外と需要がある!
出品してすぐ売れたものもあって、「こんなに簡単に売れるの?」と驚きました。
特に人気だったのは
- 過去問セット
- 書き込みが少ない最新版の問題集
思った以上に、必要としている人がたくさんいると実感しました。
何年も前に購入したもので、もう売れないだろうと思っていたものでも、「書店で探していたけど、売ってなかったので、見つけて即購入させていただきました」というコメントを頂いたこともありました。
- 何箱もあった段ボールが空になり、家がスッキリ。
- ちょっとしたお小遣い。
- 参考書も、新しい持ち主のところで、役に立てるとうれしい。
「使わないけど捨てられない」ものこそ、メルカリで手放すと前に進めます。
節約=我慢と考えがちですが、家にある不要品を売ってお金に変えることも立派な節約術です。
最初の1品を出品する勇気さえあれば、家計にも家の中にも、きっと変化が生まれます。
「節約したいけど、何から手をつければ…」という方こそ、ぜひ一度メルカリを試してみてください。
参考書や問題集はもちろん、衣類や雑貨なども出品できます。
“捨てる前に出品してみる”習慣が、節約体質への第一歩になるかもしれません。
メルカリ
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