うさ親父はジャンプで育った
こんばんは。うさ親父です。
わたくしは、見渡す限り田んぼしかない緑いっぱいの田舎で幼少期を過ごしました。
小学校高学年くらいになるまで、家庭向けゲーム機のようなものはなく、娯楽といえばテレビくらいだったと記憶しています。
昭和末期のテレビアニメは、令和の現在から思い返すと混沌(カオス)そのもの。
その代表格「北斗の拳」からわたくしは知ってしまいました。
毎週月曜日に発売される170円のあの雑誌。
そう。
少年週刊ジャンプという漫画雑誌の存在を・・・。
北斗の拳について語ろう
199X年。地球は核の炎に包まれた。
国家は機能を失い、わずかな食料を奪い合う暴力が支配する弱肉強食の時代に突入した。
一子相伝の暗殺拳である北斗神拳の伝承者ケンシロウは、恋人のユリアと旅に出るが・・・。
主人公のケンシロウが北斗神拳で戦うアクションシーンはセンセーショナル。
経絡秘孔を突き、人体を内部から破壊する だと?
激しく影響を受けたアホなうさぎ少年は、格闘技に打ち込むようになりました。
当然、突き指が日常茶飯事になりました。
気が付けば手元にから消えていたジャンプ
ジュウザ (北斗の拳)
冴羽 遼 (シティーハンター)
ジョセフ・ジョースター (JOJOの奇妙な冒険)
ジャンプ漫画のキャラクターたちに影響を受けた少年時代でした。
が、大学生になった頃から、雑誌を手に取る回数はだんだん減り、社会人になる頃には全く意識から消え去りました。
現実はバトル中心にできていない。
恰好良い戦いはまず起こらない。
みんなそういう状態になってはいけないと、様々な予防線を張って平和を築いているから。
リアルな戦いは体が痛みます。
勝利をおさめたはずの戦闘後に治らない傷を負い、後遺症に一生悩まされるかもしれない。
現実に気づいてしまった。
明日もがんばって、患者さんに信頼される医療従事者にならなきゃ。
子育てもちゃんとやらなきゃ。
戦っている場合じゃない。
COVID-19で大人買いした「鬼滅の刃」
2020年暮れ。
世界はCOVID-19という性質の悪いウイルスが蔓延していました。
老若男女 みなマスクを着用し、接触禁止。
冠婚葬祭は限界まで縮小。
人付き合いがあまり好きでない人たちにとっては救いとなる変化だっかかも知れませんが
多くの飲食店にとっては脅威そのもの。
大きな方向転換を余儀なく強いられたり、廃業に追いやられたりしたのは記憶に新しいです。
わたくしと妻(黒猫マダム)、子供たちはアニメ「鬼滅の刃」(炭治郎立志編)の再放送にハマりました。
ツボは家族それぞれで違うような気がしました。
・美しく立体的なアニメーション
・引き込まれる世界観
・気高い主人公たちの精神性
アニメ視聴後にジャンプ作品であることを知り、書店で漫画の単行本を全巻まとめ買いしました。
「鬼滅の刃」は基本的なお話の骨格は、「JOJOの奇妙な冒険」の第1部の影響を色濃く受け継いでいると思います。
「鬼滅の刃」の主人公である竈(かまど)炭治郎と、「JOJOの奇妙な冒険」の主人公ジョナサン・ジョースターは、その精神性が非常によく似ています。
いずれも気高く美しい心の持ち主です。
※ 炭治郎は類まれな戦術眼と常人離れした嗅覚の持ち主であるのに対し、ジョナサンは195cmのマッチョマンで圧倒的フィジカルが武器。
敵サイドも酷似しています。
「鬼滅の刃」の敵である鬼と、「JOJOの奇妙な冒険」の敵である吸血鬼は、いずれも太陽光で消滅します。
※ 鬼は原則「鬼の始祖」であるボスが滅びると全部滅びるが、吸血鬼同士はそういう繋がりはない。
メインテーマも「継承して生き続ける想い」と「人間賛歌(あるいはジョースター家の誇り高い魂か)」。
同一と言い切るには疑問符がつくかもしれませんが、割と似ているのではないでしょうか。
2020年大晦日。
我々はほぼ貸し切りで映画館まで足を運び、「無限列車編」を泣きながら鑑賞しました。
かつての混沌を取り戻すぜ「チェンソーマン」
おかえりジャンプ。
もう今までみたいな熱い友情協力バトルは、こっぱずかしいわたくしうさ親父です。
そして知ってしまったいろんな世の中の不条理。
ちょっと擦れちゃったおじさんにフィットするヒーローが「チェンソーマン」でございますよ。
チェンソーマンの詳細は、未完ということもあり触れません。
一生懸命 努力しない。
勝てるときは勝てるし、負けるときは負ける。
各話交代エンディングテーマがとにかく熱く、今回はこいつを紹介しますよ。
「インザバックルーム」です。
「永遠の悪魔」に閉じ込められた第5話にピッタリでございます。
よくないですか?
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